スズメバチの駆除

最近、特にブログのネタになるような出来事もなく、
平々凡々の日々。
気温と世界情勢だけが熱くなっておりますが…
そーんな平凡な日々、遂にバイオレンスな 事態が我が家に… ス

ズメバチの襲来である。
最初は、「なーんか最近、デカい蜂をよく見ることねぇ?どっかに蜂の巣があるんじゃねぇ？」的な感じであったが、
ここ最近は、軒下から小ぶりのスズメバチが行き来している。

まさに古い映画であるが、TopGunのオープニングで ケニーロギンスのディンジャーゾーンが鳴り終わるときに、 F-14が空母に離着陸している様子。って、余裕をぶちかましてる場合ではない。

先週は、ハチ専用の殺虫スプレーを買って、 離着陸しているハチに噴きまくった。
ざっと30、40匹は、撃墜したかな。
しかし、巣を仕止めないと意味はない。
景気よく離着陸を繰り返している。 この時点で悟った。
時に第二次世界大戦で制空権を取るものこそ、勝者。 正にこの事である。
ハチ専用の殺虫スプレーマグナムジェットを一缶握りしめ、 巣の場所も分からないままの総攻撃は無謀。
玉砕は、してはならないのだと。
軍事ネタは、このくらいで… さて、勇気を出して、敵艦隊の様子をうかがうべく出撃。
軒下に侵入。 


おー、何とバレーボールくらいのススメバチの巣を発見。
近づくと、巣から蜂の大群がうごめく、何とも言えない音が聞こえる。
敵本陣の情報もキャッチした。と言うことは、攻撃あるのみでしょ。

てな訳で、ホームセンターにて マグナムジェット３缶、麦藁帽子に装着する顔面防護ネット、厚手のゴム手袋を購入。

いざ出陣。
蜂採り名人は、夜襲をかけるらしいが・・・ 週末は、めちゃ忙しいので、早速決行。
巣に近づき、マグナムジェットを小まめに噴霧。

ここで発見。 蜂用の殺虫スプレーの威力の凄さは、噴霧量にある。 約１秒間、巣にめがけて噴霧すると 殺虫液がビチョビチョ滴り落ちるほどである。
恐るべし。こ
んなものを顔面に気食らったら・・・

噴霧のたびにスズメバチが巣から苦しみながら飛来。後に落下の繰り返し。
数匹こちらに向かって飛んできたが、装備もばっちりという余裕の心構えなので落ち着いてジェットで応戦。
巣の中では、もがき苦しむ蜂の異音が鳴り止まない。

マグナムジェットを１缶使ったところで、巣からの蜂に飛来、異音が無くなった。 念
には念を入れて、巣の上部と中部に穴を開けて、ジェット噴霧。
やはり、残党が出てきた。危ない危ない・・・ こ

こまで使ったマグナムジェットは、１缶半。
ここで落城に踏み切る。
高枝切りハサミで蜂の巣の根元を切ろうとするが、何とも頑丈。
完璧な土台が作られており、ひとまず断念。


作戦を変更。
中断より上の部分をざっくりと落として、虫取り網でキャッチ。 

かなりの重量である。その後、残りの巣を根元よりゆっくりと落として、見事捕獲成功。 
 


 グロテスクな蜂の子が、猛烈に居た。
捕獲成功の達成感の後の大量虐殺の罪悪感が止まない。

こちらも家の安全を考え一生懸命、ススメバチも命がけである。

上手く共存は、できないものかと・・・